6/8認知症サポーター養成講座
6/8(土)、社内で認知症サポーター養成講座を開催しました。
以前にもブログに取り上げさせていただいておりますが、
認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や職域で、
認知症の人や家族に対してできる範囲で手助けをする人のことです。
特別な職業や資格ではなく、今回のような養成講座を受講するだけで誰でもなることができます。
中日エムエスでは、一人でも多くのスタッフが認知症サポーターになれるよう、以前に引き続き、認知症サポーター養成講座を開催しました


認知症と聞いて、どんな症状を思い浮かべますか?
物忘れが激しくなる、同じことを何度も繰り返し話すといった内容を思い浮かべる人は多いと思いますが、
認知症の症状は物忘れだけではありません。
認知症とは脳の障害であり、障害の起こった脳の部位により、物忘れだけでなく、様様な症状を引き起こすのです。
今回、認知症の症状をはじめ、認知症に対する理解や早期発見などについて、
認知症キャラバンメイトの薬剤師が講師となり、約90分間の講義を行いました。

講義の後はグループワークです。
薬局に来局された患者様が認知症だと思われる場合、薬局のスタッフとして患者様にどういった対応ができるかを話し合い、
グループごとに発表を行いました。
薬局としての技術的な対応はもちろんですが、どうしたら患者様に寄り添えるのか、
グループそれぞれに違った意見があり、違うグループの発表を聞くのもすごく勉強になります。
講義終了後、今回受講したスタッフは、はれて認知症サポーターとなり、
認知症サポーターの証である、オレンジリングを受け取りました。
認知症サポーターとなったスタッフは、業務中常にこのオレンジリングを身に着けています。
今回の養成講座で得た知識を活かし、中日調剤薬局に来局される認知症でお困りの方やそのご家族に対し、
少しでもお力添えになれるよう、日々励んでまいります
